*この記事は↓の下書きです。






朝からクチのツアーに参加しました。
8時ピックアップ、人を満載してクチに向けて出発しました。片道2時間半ほどです。この日はよく晴れていて暑かったです。雨が続いていたので、ひとまず晴れてよかったですが、半端ない暑さでした。



バスの中でガイドに入場料の11万ドンを徴収され、チケットを買って手渡されました。
クチもほかの観光地と同じく、観光地化されていました。わたしの思い違いというか、下調べ不足でした。行き帰りのバスさえ調べればもっと安くいけたと思います。なんとなく、深い森の中にぽつんとトンネルが点在しているようなイメージだったので、これはガイドがいないとクチにたどり着いたはいいものの、トンネルがどこか分からないという自体になりそうと考えて、ガイド付きのツアーに申し込んだのですが。。。そんな心配は無かったです。まあ、ガイドがいたおかげで効率よく回れて、午後も散策ができたわけなのでこれも良しとします。



ガイドが道案内をしてくれながら、色々な説明をしてくれます。ここにはベトナム戦争の際、アメリカ軍が介入した南ベトナムの民主主義勢力と、北ベトナムの共産主義勢力が戦闘を行った地で、ベトナム兵がゲリラ戦に用いたトンネルが残っています(行きのバスでチラ見の世界史聞きました)。
地雷を作る様子や、トンネルの構造、結構えぐい鉄製の落とし穴など展示されていました。



実際にトンネルに入ってみることもできました。同じツアーの若者たちはぞろぞろと入っていきます。2メートルほどの深さで、蜘蛛の巣状に張り巡らされたうちのひとつを中腰になりながら、時にはひざをついて進みます、明かりも無く真っ暗で、前の欧米人と少し距離が開くと本当に何も見えなくなります。
閉塞感と暗さで、息が詰まりますね。こんなところにもぐりこんで戦っていたベトナム兵は強かっただろうと体感できました。実際アメリカも撤退してますしね。時間にしてどうでしょう、5~10分ほどトンネルを進みました。リュックを持った自分にはくぐれなさそうな狭さになってきたので、息苦しさと暑さもあり、そこであきらめて階段をあがりました。この中に、医務室や調理場なども作ってしまうのだから驚くばかりです。



トンネルを出るとガイドが、キャッサバという芋をふかしたものを持ってきてくれ、試食することができました。これは、ほんのり甘いジャガイモ味でした。
この後は、出口付近で短い当時の映像を見て終了です。学生時代に歴史の授業が苦手だった僕ですが、実際に行って、見て、体験すると興味が出るしもっと知りたいと思うことができました。



2017年9月15日 初回投稿
2018年2月11日 一部修正
2020年5月02日 デザイン修正